Sumario
MEMO
エスタリオ侵略開始(第一波)
2056年11月頃、未知の凶暴ウイルス、エスタリオが検出される。発生源はアジアの研究所、欧米などと諸処挙げられているが、真実はいまだに不明である。感染拡大の渦中、ウイルスに対する抗体と希少な力(思念能力)を有する存在が現れ始める。世界政府は世界特殊守衛機関(WSG)を発足し、様々なシステムを構築したうえでウイルス研究に伴い適合者の養成を徹底し、彼らを「ガーディアン」と命名した。
鍛えられた適合者は人でありながら、人々を脅威から守る「守り神」として立ち向かう。
ウイルスとの闘いはここから始まったと言えよう。
2067年の春
変異体の発生、急増、感染拡大による第二波が訪れる。
人々はさらにウイルスの脅威に晒され、世界中で様々な処置が施される。
2063年・欧州・ジェノサイドインパクト(第三波)
エスタリオ変異体による突然変異、爆発的な感染により、欧州は窮地に陥る。
数ヶ月に及ぶ変異体との激戦を終え、一旦は収まるものの、ウイルスを利用する組織ディオラシスによる変
異体の保管、進化、改造などの研究が急進する。変異体の脅威を完全に取り除くことは不可能になる。
感染の拡大、変異体の進化などに対し、ガーディアンの不足が懸念されている。そのため、技術
開発も強化され、ガーディアンに代わるアンドロイドの開発が進んでいる。その運用が検討さ
れているが、2091年時点では実用試験段階である。
2093年現在においても感染収束の目処は立っていない。
今日もガーディアンは人々を守るため、奮闘している。
2093.2.14 ??????
これは「適合者」ないし「ガーディアン」と呼ばれる、
生まれつき抗体と特殊な能力を持つ者が人々を脅かす凶暴な未知のウイルスに立ち向かう物語である。
以下は何者かによる備忘録である。